今日は今年3月のパリコレRe.muse様とのパリコレ出展に触れたいと思います。
実は当店の大事な顧客様(T様)のアンティーク着物・帯を使用した作品がランウェイを歩いていたことをご存知でしたか!?
どういった背景でお客様のお着物や帯がパリに行くことになったのか、その舞台裏をお話します☺️
着物リメイク事例:お客様の想いをアンティーク着物や帯に託して日用品を製作
当店の顧客様は和が大好きです。
お元気な時は着物を着て歌を歌い、自分で着物リメイクもしていたような方でした。
ある時に、事件が起こり体が動かせなくなるご病気になってしまいました。それからは、毎日酸素をつけて杖をつき一生懸命歩く、、、という状態になってしまいました😢
そんな顧客さまが私の活動をちょうどコロナ禍くらいの頃からずっと応援してくださり、アンティークの着物や帯の生地でたくさんの日用品を作ってきました。
こちらのお正月飾りは、実はこちらの顧客さまからご依頼頂いて製作したものなんですよ!他にもお家の中で使う暖簾(のれん)や大好きな紫色のポーチ、最近では秋冬のおしゃれにぴったりなベレー帽もお作りしました👒
👇下の記事内でベレー帽やチューリップハット・バケットハットなど様々な形の帽子作りに挑戦しています👇
着物リメイク事例:顧客さまの大切な着物生地をパリコレのコレクションピースで採用されパリへ
私の活動を応援してくださる顧客様に「今年の3月にパリコレに参加できることになりました!」とお伝えしたら大喜び!
一緒にパリに行きたいね!と何度も言ってくださいました😭
しかし、顧客さまのお身体ではパリへ一緒に来てもらうのは難しいのが現状でした。
そこで、顧客さまのアンティークの着物や帯生地を使うのはどうかな?と思い、先方に生地の提案をしている際に、顧客さまから預かっていたアンティークの着物生地などを一緒に混ぜてご提案してみました。
するとまさかの、顧客さまの生地が二つ採用され、生地を通して一緒にパリコレに行けるような形に⭐️
せめて作品を通して顧客様と一緒にパリへ行けたらなと思って私がとった行動は大正解でした。
顧客さまが気に入ってストックしていたアンティーク着物生地を使って作った作品は、無事にパリコレの舞台に登場。
それをみて、顧客さまも日本で泣いてお喜びになられていました。
何よりも「まさか昔の職人さんも自分が織った布が2023年のフランスのすごい舞台に登場してるなんて驚くし、嬉しいよね!」と言ってくれたことは、私にとっても大変意味のあることだなと思えて嬉しくなりました。
日々昔の職人さんたちの技術や思いを現代につなぐことをミッションとしているので、こういった大舞台で世界の方に向けて着物文化を発信できたことは一生の宝です✨
希少な生地を着物リメイク 久留米絣りを体に優しい締め付けないパンツへ
また今はこちらの顧客さまに久留米擦りという無形文化財にもなっている着物の生地を使い、顧客さまのお体に合うようなお腹周りを締め付けないパンツを製作しております。
お身体の状態的にお腹周りをゴムやホックなどで締め付けるようなデザインは顧客さまには向いてません。
そこで、袴の着方と同じようにウエスト部分にゴムなどいれず、紐で自由に締めることでお体に優しいデザインにしたパンツをデザインしました!
これは当店が推奨している年齢性別問わずいつまでも着用できるサムライパンツの形です。
想いをつなぐ着物リメイクを望むならお客様に寄り添ったオーダーができる当店へ
顧客さまのようにお着物が大好きな方や、大事な着物が家に眠っている方もきっとたくさんいらっしゃると思います。
だけど大切な着物を日常使いする小物に変えるイメージってなかなか湧かないし、古臭くなっても困る、、
きっと皆さんもそこが気になる所ですよね😰
和装って洋装に比べたら身近ではないので、実際に悩む方も多いです。
でもご心配なく!和装と色彩どちらも知識が豊富な当店にお任せください💪
古臭くならないような新鮮な色合わせをご提案したり、和洋折衷なデザイン・素材合わせを得意としているので、日常使いもしやすいとご好評を頂いております💜
●秋冬のオシャレにプラスαする装飾品を探している方
●大事な着物をオシャレにリメイクしてみたい方
●外国の方と会う機会が多い方(パーティー等)
●海外の方向けのお土産を探している方
などは是非お気軽に当店の公式LINEや公式サイトにお問い合わせくださいませ!