竹久夢二に学ぶ｜大正ロマンな椿の髪飾りでコーディネートする卒業式(袴）

「卒業式の袴で椿の髪飾りをつけたい」

最近では、着物を着る際に「椿」の髪飾りが大人気です。
しかし、なぜ「椿」がそんなに人気なのでしょうか。

他の花を差し置いて、ここまで椿が人気なのには理由があるのでしょうか。

そもそもなぜ卒業式に椿が人気なのか？｜椿自体の魅力に迫る

椿が卒業式・袴の飾りに選ばれる理由として、椿が冬から春にかけて咲く卒業式シーズンにぴったりの花ということが挙げられます。
早咲きのものだと寒い冬真っ最中にも、鮮やかな色で花開きます。
卒業式に合わせる着物の柄でも椿の柄が多いのは、季節に合わせたコーディネートをしているという納得の理由からなんです。

また、椿の花言葉は

赤い椿＝「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」

白い椿＝「完全なる美しさ」「至上の愛らしさ」

という、卒業式を迎え、少し大人になる女性にぴったりの花言葉です。
日本の誇りある伝統文化「着物（和装）」は、日本ならではの四季やその植物にとても深い関りを持っています。

髪飾りや和小物にも、その魅力ある和文化を取り入れることで
より素敵な和装コーディネートになり、卒業式当日もより特別で思い出深い1日になります。

椿の髪飾りが大正ロマンになる理由

椿を付けるとなんだか、「レトロ」で「大正ロマン」な、お洒落な雰囲気になる気がしませんか。
実は、それにはちゃんと理由があります。

明治～大正を生き、大正ロマンを代表する画家「竹久夢二」のイラストに、椿のモチーフが非常に多く描かれており、今なおその特徴的なイラストやラフィック・デザインは多くの着物や和小物に「夢二柄」として2次利用されています。

竹久夢二とは？

数多くの美人画を残しており、その抒情的な作品は「夢二式美人」と呼ばれた[1]。大正ロマンを代表する画家で、「大正の浮世絵師」などと呼ばれたこともある。また、児童雑誌や詩文の挿絵も描いた。文筆の分野でも、詩、歌謡、童話など創作しており、なかでも、詩『宵待草』には曲が付けられて大衆歌として受け、全国的な愛唱曲となった。また、多くの書籍の装幀、広告宣伝物、日用雑貨のほか、浴衣などのデザインも手がけており、日本の近代グラフィック・デザインの草分けのひとりともいえる

wikipedia より引用

そのため、私たちはどこかで潜在的に「お洒落な和柄＝椿」というイメージが頭の中に刷り込まれていると言っても過言ではありません。

竹久夢二のイラストが「大正ロマン」で「お洒落」に感じるのは、まだ日本が明治～大正だった時代に、古典的な和の技法に西洋のモダンなエッセンスを取り入れて、独自の画法と色彩タッチを表現していたからです。

竹久夢二から学ぶ大正ロマンコーデ

更に夢二のイラストに出てくる女性は、時代を感じさせるお洒落な着物や、アンニュイな艶っぽいメイク、特徴的なヘアスタイルなどは、どれも今真似をしてもとてもお洒落で参考になるものばかり。

他の人の差をつける和装スタイルで、現代に「大正ロマンスタイル」を取り入れるのはとてもお洒落でおすすめです。

例えば・・・

①メイクは艶のある大正ロマン風なメイクにする

メイクも少しポイントを効かせるだけで一気に雰囲気のある装いに早変わりします。
大正時代をイメージしたメイクは、色をたくさん使うというより着物に対比するように艶感を大事にした儚げでヌケ感を出すアンニュイな雰囲気がおすすめです。

＜艶っぽさは肌で表現＞

透明感のあるツヤ肌を意識して、顔の赤みや黄色みをコンシーラーなどで消します。
ハイライトにはパール入りのパウダーで、肌をふんわりと仕上げましょう。

＜色気を出す為のポイント「儚げ」＞

アイシャドゥもアイボリー～薄ピンク系を使い、目の下にも同じ色でラインを引き、はかなげで憂い気な印象にしましょう。

今風のメイクとは違った儚げな雰囲気と艶のある色気を感じる大正ロマンなメイクは、和装の着こなしを何倍にもお洒落にします。

②大正時代に流行した髪型を取り入れる

＜フィンガーウェーブ＞

大正～昭和初期にかけて外国でも日本でも流行ったスタイルで、
前髪の曲線が特徴のパーマです。

＜耳隠し＞

「耳隠し」はサイドの耳さえ隠れていればバックのまとめ方に特に決まりはなく、
ボブやショートの方は内巻きのダウンスタイルにしたり、髪が長い方は編み込みアップなどにすると今風のトレンドもキープできます。
耳が見えそうで見えない、、、何とも色気がある現代にはないスタイルがポイントです。

③コーディネートに洋装モチーフを取り入れる

画像のコーディネートのように、例えば

●ベレー帽をかぶってみる
●パールのイヤリングをつけてみる
●スカーフを巻いてみる
●和装バッグではなくクラッチバッグを持ってみる

このように、和の装いの中に「洋」のものを取り入れることで、一気に和×洋の大正ロマンな装いに早変わりします。
是非試してみてください。

④大正ロマンなモチーフの１つ「椿」のアクセサリーを取り入れる

上記でも説明したように「椿」というモチーフは大正ロマンを代表する画家「竹久夢二」のイラストを連想させるとてもお洒落なアイテムになります。
是非、効果的に卒業式ファッションに取り入れてみてください。

大正ロマンで飾る着物＆髪型＆髪飾りコーディネート

椿の可愛さを最大限引き出す大正ロマン髪飾り
～たった一つの「椿の飾り」で卒業式袴コーデが一気に竹久夢二の世界のような大正ロマンの装いに～

前述のように、竹久夢二から学ぶ大正ロマンなコーデはとても素敵ですが、卒業式の袴の時に上記の組み合わせができるかというと、なかなか上級テクニックで難しいのも事実です。

だからこそ、卒業式袴×「椿」の一つで一気に大正ロマンに変わるコーデができればいいのに、、、という想いから、他にはない特別な椿の髪飾りが大正ロマン店で開発されました。

一般的に「椿の髪飾り」を探してみると、「造花」がたくさん出てきてしまい、その質やデザインはどれも似たりよったりで、あくまでも「造花」です。
生花には勝てないのは当然ですが、それでも椿の造花は格式ある着物や袴にはどうしても見劣りしてしまいます。

そこで大正ロマン店では、一生に一度の大切なシーンだからこそ使いたい、造花ではないお洒落で趣のある椿飾りをご紹介します。

和装　髪飾り　卒業式　大正ロマンな椿の花咲く飾り

一つ一つ手で布をつまんで作っていくつまみ細工技法にて御作りしております。
ボリュームのある大きさで、一つで十分に見映えあるサイズ感です。

※お色変更可能な髪飾りです。御着物に合わせて椿のお色やタッセルのお色を変更できます。

和装　髪飾り　卒業式　梅椿の花香る乙女の飾り

和装シーンで人気のお花「梅」と「椿」をミックスした
当店オリジナルの梅椿モチーフ
&
コロンと可愛らしいシルエットのお洒落な透かし鞠細工
&
金の実
&
玉かんざし
という豪華なセットの髪飾りです。

和装　髪飾り　結婚式　花舞う粋な椿のかんざしセット

椿モチーフは和紙で折った繊細な造りとなっており、
艶々に輝き溢れる様にコーティングされております。

まとめ髪につけてみたり、
耳上あたりにつけて、ゆらゆらパーツを耳後ろから垂らして
耳飾りを着けているような雰囲気にしたり
帯に挟んで着けることも可能な使いまわしの利く
二本足のかんざしタイプで仕上げております。

和装　髪飾り　成人式　花舞う梅椿とタッセルかんざし（全４色）

コロンとしたシルエットの可愛い、当店オリジナルの梅椿モチーフと粋なタッセルの２点セット飾りです。
それぞれ分けて使用できるので、タッセルパーツを耳後ろくらいから垂らして耳飾り風にしたり
梅椿は衿飾りや帯飾りとして着けてみたり、と使いまわしのきく万能タイプです。

色も4色展開していますので、着物に合わせて選ぶことが可能です。

和装　髪飾り　結婚式（和婚）お花水引細工と和ビジューの飾り

和婚でも大人気の「椿」をイメージして作られた大きな水引細工の髪飾りです。
水引お花細工は、水引職人でも10cmを超える大きさは編むのがかなり難しいというくらい珍しい大きさで、当店では独自の技術（水引を編むではなく、重ねて象っていく手法）でこのカタチを実現させました。
さらに、御着物に合わせてお色変更もできるのが魅力です。

髪飾りの色変更サービスについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ↓
和装髪飾り色変更サービス｜その魅力と流れ（無料で行えるプラン有）

～色変更サービスを実際に体験してみたいという方へ～

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