「振袖＝成人式や結納・結婚式に着るもの」
というイメージはありませんか？
お母様・お祖母様から受け継いだ1着の場合、成人式用に新調した場合は、これからもずっと着る大事な1着になりますね。
実はご卒業式の袴に合わせてお手持ちの御振袖を着用することもできるんですよ！
人生の節目節目で1着を着こなしやコーディネートを変えて着続けることができるのも、御振袖の魅力・素晴らしさかもしれません。
梅沢アンナ/デザイナー・代表今回はそんな御振袖にまつわる、双子のお嬢様の何とも心温まるご家族のエピソードと当店で作った装飾品についてご紹介しますね♪
成人式の髪飾りは家族みんなの意見を取り入れて作ったオーダーメイドの髪飾り
双子のお嬢さまが成人式を迎えるときに、それぞれのお好みでお振袖を一枚ずつ作ったご家族。
後ほど写真が出てきますが、赤と青という、全く違う色の御振袖です。
その御振袖に合わせて、双子のお嬢様のヘッドドレスや帯飾りなどを当店が担当させていただきました。
しーちゃん/STAFFその一枚を大切にこれからも一生着てもらえるようにと振袖を作ったそうです。
まさにご家族の想いが込められた大事な1着ですね。
上質な御振袖に合わせて、
髪飾りも当店の保有しているアンティーク着物生地や正絹の中から選りすぐりのもので
パーツを作ってさまざまなデザインをご提案しました。
その際に、こちらのご家族の微笑ましいエピソードがあり、
おばあちゃんは「こっちの方が清楚ね！これがいいのでは？」
お嬢さま方は「こっちが可愛いからこれがいい！！」「私はこの色の方がいい！！」
お母さんは「これが二人には似合う気がする！」
お父様やご家族の皆様「私だったらこれを選ぶな！」
と何度も何度も家族会議を開いたそうです。
それでもご意見がまとまらなかったので、
当店で皆様のご意見を参考にみんなの気持ちが全部入るような形で再度ご案内したら、
「すごい！これがいい！みんなの思い出になるね！」
と喜んでいただきました。
特におばあ様は当店の「大正時代の布地を使って今の時代につなぎたい！」と思っている想いなどに感動してくれて、
「懐かしいね、こういう着物、母が着てたわ。懐かしい！」とアンティークの布にも想いを馳せてくださったようです。
そして無事に髪飾りや帯飾りが完成！！
後日御写真撮りの様子が送られてきました📩
大切なものを使い続けること〜成人式でも卒業式でも着用できる髪飾り〜
梅沢アンナ/デザイナー・代表そして、時は経ち、今年もお嬢さまたちの担当をさせていただくことになりました。
もう母のような気持ちでいっぱいです！！
お嬢さまたちは来年の春に卒業を控えているので、今度は当時の振袖+卒業袴で卒業式を迎えます。
成人式で作った髪飾りを、今度は卒業式用の髪飾りに変えて納品させていただきました。
しーちゃん/STAFFなるほど！一度作った髪飾りをまた再利用して新しいものに作り変えることもできるんですね！！
気に入った髪飾りを、形を変えて大事に受け継いで行くことができるんですね。
歳を重ねて過去の写真を見返した時に、きっと懐かしさや思い出が溢れてくることでしょう😭
その際にお母様が「気が早いかもしれませんが、結婚式もぜひ梅澤さんのところでお願いしたいです」と言ってくださりました。
お嬢さまたちの成人式の御振袖がこれから、お嬢様方の人生の中の節目節目で何度も着用し、
そしてそれがいずれ子供へと引き継がれ、その際に作った装飾品もずっと引き継がれていくのだなと思うと
着物やその生地を使った装飾品を通して、人と人、時代と時代を繋いでいけることは素晴らしいなと思いました。
梅沢アンナ/デザイナー・代表当店では大変有難いことに、成人式で頂いたご縁を卒業式・結婚式…という形で繋いでくださる場合が多いのです。
オーダーメイドは時間も手間も既製品よりも遥かにかかりますが、お客様とコミュニケーションを濃密に取りながら一緒に作り上げていくことができます。まさにオンリーワン！
なので「また梅澤さんにお願いしたい」と言っていただけて、着物や装飾品を通してお客様と繋がっていられるのは一番嬉しいことなんです✨
ママ振袖や、ババ振袖など代々受け継ぐお着物に合わせる和装小物は和洋折衷コーデがポイント！
成人式で新調した御振袖は、冒頭のように今後節目節目で着用し、今度は受け継いでいかれることでしょう。
そのような場合に大切なことは、今の時代にもきちんと似合うようにすることです。
それを叶えてくれるのが和洋折衷コーディネート（大正浪漫コーデ）になります。
「親子代々の着物に合わせる小物は何が良いのか分からない」
「成人式で着た大事な振袖を今度は卒業式に袴に合わせて着たい！けどどうやってコーディネートしたら良いか分からない」
「マリエフルリールで成人式用の髪飾りを買ったけど、同じ振袖を着る予定の結婚式用に作り変えることはできる？」
などご相談がある方はお気軽に公式LINEにてお問い合わせください♪
お客様それぞれの想いを、上手にカタチにできるようにご提案させて頂きます。
「着物＝古い・昔のもの」ではなく、
今を生きるお客様自身にピッタリ合うように装飾品で楽しんで着こなしましょう♪♪
