大正浪漫な世界観作りをするのに大切なのはまずは配色で、大正ロマンなイメージと言えば「赤・黒・ゴールド」の3色が基本になります。
今回は大正ロマン配色の楽しみ方やコツ、そして後半では大正ロマンなコーディネートで訪れたい観光地や美術館もご紹介します♪
大正時代の美意識を気軽にあなたの日常に取り入れ、毎日がちょっとおしゃれに・ワクワクするものになるヒントになれば嬉しいです。

誰でもできる簡単な大正ロマン配色ポイント:黒ベースの土台に赤、金を添えるとすぐに大正ロマン配色になります。色の対比の割合は黒:赤:金=7:2:1 が簡単でおすすめです
大正ロマンなコーディネートにブーム到来!
着物と洋服を掛け合わせた和洋折衷のレトロモダンなコーディネートは、
テレビドラマや映画、海外のファッションシーンでも再注目され、日本独自の美意識として世界中から関心を集めています。
ノスタルジックでありながら新しい──そんな大正ロマン×レトロモダンの世界観に心惹かれる方が増えているのです。
おしゃれや大正浪漫店でも、ここ数年「大正ロマン」「レトロモダン」「おしゃれ」というキーワードで作品を探してくださるお客様が増えています。


鬼滅の刃などの漫画、ドラマ・映画が再燃させた大正時代への憧れ
以前、TVドラマ・映画『美しい彼』の撮影にて、当店の着物や小物を衣装として起用して頂きました。
その際にいただいたご要望のひとつが、「赤・黒・ゴールドを基調にした配色で、大正ロマンらしい世界観を作りたい」というものでした。
このようにここ最近、大正ロマンが注目されYOASOBIさんの楽曲の中にも「大正浪漫」という素敵な曲があるように、大正浪漫がブームになっています。
このきっかけは皆さんもご存知の超人気漫画『鬼滅の刃』がきっかけと言われています。
大正時代の設定であるその服装や雰囲気に関心が高まり大正ロマンブームに一気に火がつきました。
伝統と革新が融合した独特の美意識「大正ロマン」は、時代を越えても色褪せることなく、今なお多くの人々を魅了しています。
大正ロマン秋冬のコーディネートには赤・黒・ゴールドが映えておしゃれ
一年を通して大正ロマンを愛する方に人気の黒・赤・ゴールドの配色は、特に秋冬といった深みのある色や素材感が際立つ季節によく似合います。
黒がもたらす静けさ、赤の情熱、そしてゴールドの気品。
この3色が織りなす世界は、どこか懐かしく、それでいて凛とした強さを感じさせます。
そんな感覚は、まさに秋冬の装いにぴったりです。
大正浪漫なイメージ色① 黒|静寂と気品をまとう色

墨のように深く、夜の帳のように人を包み込む「黒」。
大正時代の女性たちは、黒羽織に赤い帯を合わせ、控えめな中にも芯のある美しさを表現していました。
黒は決して地味な色ではなく、他の色を引き立てる“受け皿のような強さ”を持っています。
特に大正ロマンな秋冬コーディネートでは、黒を基調にすることで全体が引き締まり、赤やゴールドがより印象的に映えます。
普段シンプルな装いが多い方にも取り入れやすい色がこの黒です。
大正浪漫なイメージ色② 赤|生命と情熱の象徴

口紅の紅、行灯の炎、着物の裏地に忍ばせた赤──。
赤は、大正という時代が生んだモダンガールの情熱を象徴する色です。
黒が「静」の力を持つなら、赤は「動」の力。
見る人の視線を一瞬で惹きつけ、心に残る印象を与えます。
黒と合わせれば凛とした印象に、ゴールドと重ねれば艶やかな表情に。
赤は晴れの日だけでなく、パーティーやお呼ばれ、特別なお出かけの場にもふさわしい、華やかさと力強さを兼ね備えた色です。
大正浪漫なイメージ色③ ゴールド|時を超える上品な煌めき

ゴールドは、大正時代の人々にとって栄華と憧れの象徴でした。
建築装飾、帯の金糸、簪に散らされた金粉──その輝きは、西洋文化への憧れと、新しい価値観を求めた当時の感性を今に伝えています。
ゴールドは単体では強く見えがちですが、黒や赤に寄り添うことで、派手さよりも上品さが際立ちます。
アクセサリーや髪飾り、和装では帯留めなど、小さな面積で取り入れるのがおすすめです。
地味色コーデ派の方におすすめは小物や体験で大正ロマンなおしゃれを楽しむこと
「赤・黒・ゴールドは派手そう…」と感じる方も多いかもしれません。
しかし実は、地味色派の方にこそおすすめの配色です。
イメージとしては、黒中心のコーディネートにポイントとして赤・ゴールドを使うので派手になり過ぎません。
1,イヤリングなどの小物で取り入れる
・黒のコーディネートに、赤の髪飾りやイヤリングを一点合わせる
・モノトーンコーデに、ゴールドの金具やアクセサリーを合わせる
・和装なら、赤×黒の帯留めや半衿、かんざしを合わせる
このように取り入れると、赤・ゴールドが小さな面積となり、決して派手になりません。
2,メイクで楽しむ
洋服では勇気が出ない方には、メイクがおすすめです。
・深みのある赤リップで大正ロマンな雰囲気に
・黒のアイラインで目元を引き締める
・アイシャドウやネイルに、ほんのりゴールドを効かせる
顔まわりに取り入れることで、装い全体が洗練された印象になります。

3,体験として味わう
色は「身につける」だけでなく、「体験する」ことでも楽しめます。
・レトロ喫茶店やクラシカルなホテルで、黒・赤・ゴールドの装飾を楽しむ
・赤、ゴールドなどが入った和菓子を黒いお盆に乗せて食べてみる
・クラシカルなホテルラウンジや温泉旅館で、黒・赤・ゴールドの空間を味わう
こうした体験を通して、自然と大正ロマンの世界観に親しむことができます。

黒のアイラインに赤系のアイシャドーで大正ロマン気分を

実践しやすいスッキリ見えるコーデです
大正ロマンなコーディネートでお出かけにオススメな美術館や建築をご紹介
黒を基調に、赤を情熱のアクセントとして、ゴールドを光の差し色として添える──。
この3色が調和すると、どこか憂いを帯びながらも心の奥に灯をともすような、時代を越える美しさが生まれます。
着物や和モダンコーデのワンポイントにぜひ「黒・赤・ゴールド」の大正ロマン配色を取り入れ、美しい美術館や建築を見に行ってみませんか?
大正ロマンを愛する人が訪れている場所
大正ロマンな装いで是非楽しみたいのが、大正時代の建築や文化・グルメを楽しめる場所に足を運ぶことです。
当時の建築や文化を楽しみながら、その美意識に浸るには、やはり大正ロマンな装いに身を包むのが良いですね。
・三菱一号館美術館(東京・丸の内)
東京駅から5分ほどの場所にある、1894年竣工の赤レンガ建築(大正前夜の空気感)
19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする企画展を年3回開催。
また、当館所蔵作品を中心に、学芸員の興味関心に基づく小企画展を年 3 回企画展と同時開催。
ファッションやアールデコなどの展示も多いです。

・東京都庭園美術館(東京・白金台)
東京都庭園美術館の本館は、1933(昭和8)年に皇族朝香宮家の自邸として建設。
1983(昭和58)年に美術館として開館。
本館のアール・デコ様式が美しいが、庭園も宮邸時代の面影を残しており、
四季折々の景色を楽しむことができるます。

・竹下夢二伊香保記念館(群馬)
広大な「大正ロマンの森」の中にある本館大正ロマンの館・夢二黒船館・新館義山楼など
様々な施設を楽しむことができる。
黒船館3階には喫茶室があり、大正ロマンに浸りながらひと休みすることができる。
都会の喧騒を離れ、没入体験したい方にオススメ。
・ひがし茶屋街(石川・金沢市)
金沢駅からほど近いひがし茶屋街は、江戸時代から続く伝統的な茶屋街であり、特に大正時代の建築様式が色濃く残っている。
これらの建物は、出格子(でぐち)や紅殻格子(べんがらごうし)といった特徴的なデザインが施されている。
大正時代の茶屋建築を利用したカフェや明治時代から続く洋食屋もあり、観光・グルメ・美術鑑賞を一度に楽しめる街である。
富山県出身のスタッフしーちゃんオススメは、自由軒ととどろき亭です。
・奈良ホテル(奈良)
クラシックホテルを代表するレトロでおしゃれな奈良ホテル。1909年創業で「関西の迎賓館」と称されています。奈良公園の高台に位置し、辰野金吾氏設計の重厚な桃山御殿風本館が特徴的で和洋折衷な作りが感じられる空間で、多くの要人や文化人に愛されてきた、明治時代の趣と文化財的価値を持つ施設です。


【番外編】ディープな世界観に浸る
・喫茶ソワレ(京都)
昭和23年創業ですが、大正ロマン好きの方にも人気の喫茶店。
店内は青い灯りに包まれ、昼間でも夜を感じる幻想的な雰囲気。
ソワレ=フランス語で「夜会」「素敵な夜」という名の通り、日常から少し離れて没入体験したい方にオススメ。
大正ロマン・レトロモダンコーディネートでお出かけをもっと楽しもう!
おしゃれや大正浪漫店では、大正時代の美意識や伝統を大事にしながら、誰もが気軽におしゃれを楽しめるようなヒントやワクワクする装飾品を製作しています。
大正ロマン・和モダンの世界観を通して、日常の中にほんの少しの非日常とときめきを。
弊社のデザイナー自身が配色のお話が大好きなので、公式Instagramをチェックしてコーディネートや配色の参考にしていただければ嬉しいです♪

