フクキモノ®︎とは?着物一枚で本来の着物姿としても、まるで洋服のような着こなしも楽しめる新しいファッションのこと
会社創業時から取り組んでいる新しいファッション「フクキモノ」を日常で実践してくださる方がいてとても嬉しい!今日はそのお話をします。
事例ご紹介:フクキモノファッションを日常に取り入れてくれている!
鈴蘭さん(神奈川在住)は、日常に当たり前のようにフクキモノファッションを取り入れています。例えば、
こんな風に日常で着ているワンピースの上に羽織をワンピ風に♪
これはアンティークの羽織を羽織って
・片袖は腕を抜いて着る/もう片方はベストのようにして腕を出し、余った袖を肩でまとめる
・ウェスト部分にゴムベルト
これだけです。
超簡単。
洋服が白や黒だと簡単にコーデが完成して、着物もとてもよく映えます。
こんな和洋折衷に着こなすフクキモノファッション。
このフクキモノの最大の魅力は着物に鋏を入れずリメイクしていないということなんですね!
リメイクしている訳ではないので、本来の着物としても着用できて、でもまるで洋服のようにも楽しめる。
それがフクキモノ。
個人的には古き良き日本の伝統である着物をリスペクトし、だけど今の時代で日常ではなかなか着ない着物を再活用できるという画期的な方法だと思っているのですが
とあるビジネスコンテストに出た時に「リメイクでいいんじゃないですか?!リメイクの方がわかりやすいですよ!」
とか散々色々言われてきましたし、ある時は「この無礼者!」と着物業界に携わる方から罵声を受けたこともあります、、、。
フクキモノのファッションショーをさせていただく機会が増えてからは
「着てみたい!」と多数お声をいただいて嬉しい限りなのですが、そのほとんどが特別なシーンの衣装としてだったり、鎌倉で着物レンタルして非日常を楽しむ!というようなことばかりで、
誰にでも簡単に日常に着用するものとして広めていきたいのに、日常では全然着てもらえない!ということにもどかしい気持ちを抱えてました。
だけど、遂にフクキモノを日常に当たり前のように来てくださっているフクキモノ仲間が増えました。
それが鈴蘭さん♪
とても嬉しかったのが、このフクキモノを着用してもらったことがきっかけで、鈴蘭さんが新しいチャレンジも始めた!ということなんです。
詳しくはまず、この鈴蘭さんのブログを見てほしいのですが、
鈴蘭さんのブログに
マリエフルリールというブランド、私は全く存じ上げていなかったにもかかわらず、ショーの主催から私の元に送られてきたマリエフルリールさんのサイトを見た瞬間に衝撃を受けたのです。
追い求めてきた私のファッションの境地がそこにありました。
こんなふうに書かれていたんですね!!
これがものすごく嬉しかったのです!!
ああ、頑張ってきて本当によかった!と。フクキモノを諦めなくてよかった!!と。
フクキモノの取り組みを批判されたことも大いにありました。
でもブレずにやっていると、こうして想いが一緒の人に出会えるんだな!というなんとも言えない奇跡みたいな瞬間に出会える日が来るんですね!!
つい最近もフクキモノのショーがありました!よかったらこちらもお読みくださいね♪
自分が培ってきた技術を今こそ多くの人に繋げていくこと
フクキモノを日常に取り入れてくれた鈴蘭さんは、今、お手持ちの着物をフクキモノとして楽しみ、自分でアレンジもしたくなってきた!という新しい目標を作り、裁縫、苦手…手芸店、行ったこともないという鈴蘭さんが自分の手で作ることにチャレンジされ始めました。
このチャレンジのきっかけも元々はフクキモノからはじまったということが本当に嬉しい訳です。
そんなこんなで、今日は鈴蘭さんに「手作り教室」を開催しました!
今日は、フクキモノの装飾品としてよく使うECOMONOブローチの製作をレッスンさせていただきました。
まずは私がお手本を見せて、次に鈴蘭さんが実際に作るという流れで約1時間。
どうやって装着土台をつけるのか?
ビーズをしっかり接着させる方法
など細かな部分が今までわからなかったという鈴蘭さんでしたが、今日のレッスンで必要な資材ややり方がわかって自分で作るのが楽しみになってくださいました。
以前から「手作り教室してくれませんか?ワークショップありますか?」というお問合せを頂いてたのですが、
個人的には教えるのが得意な方ではないので、なかなか重い腰をあげられずいました(汗)
でも「自分の身につけるものを自分で作ってみたい!」「手作りにチャレンジしてみたい!」そんなお話を聞いてると、よしやってみるか!と私も気持ちが変わり、自分の技術が経験が誰かの手作りの楽しみやチャレンジになるなら、誰かへと繋いでいこうと思うようになりました。
というのも、自分で作ると自分で壊せるから飽きたらまた新しいものに作り替えたりできて、手作りで作るってサステイナブルな活動ができる一つの技術だとも思っていました。
それを継承していくことで、多くの人が作る楽しみや作ることでモノを大切に思う心が繋がっていったらいいなと思います。
手作り教室参加してみたい!という方はぜひ当店の公式LINEからお問い合わせくださいませ
最後までお読みいただきありがとうございました!