サステイナブルな暮らしの提案|まずはできることから!自分の衣服を大切にしよう

本日はささやかなサステイナブルな暮らしの提案を衣食住の中の「衣」の観点からしてみたいと思います!

梅澤アンナの大正ロマン通信をご覧いただきありがとうございます!

私の本業は鎌倉市で装飾品店を営んでいて「モノづくり」が主なお仕事です。作る際に材料となるものはできる限りアンティーク着物生地/自然の天然廃材を再利用などサステイナブルなモノづくりを心がけてきました。そうすることで、できる限り自然環境や地球に優しくなると思っているからです。

今年になって、サステイナブルな活動は「モノづくり」だけでなく暮らしの提案など私の今までの全てを出して、新しく何か提供できるかもしれないと思い始めました。

人間生活の基盤である衣食住の中の「衣」は何故か後回しになりがちですよね、、、コロナ禍に入りますます後回しになっている気がいたします。でも「衣」の部分にも大事な何かが詰まっているよね!と思います。

 

目次

サステイナブルな精神の源は大正生まれのおばあちゃん

私にとってのサステイナブルな考え方や教えの源は、大正生まれのおばあちゃんからの影響が大きいです。

おばあちゃんは一つのモノを大切に使い、使い古して他のものに転用しそのモノ自体の最後の最後まで愛用してました。

時々うちのお母さんは「もう、おばあちゃんったら新しいお洋服着てくださいよ〜涙」と愚痴をこぼしてしまうこともあるくらいおばあちゃんは昔から永くモノを上手に使う天才でした。

 

大学生時代の私はそんなおばあちゃんをみてその生き方ってかっこいいな!と思って、最初はただの真似事だったのかもしれないですが、社会人になってはじめて大好きなviviennewestwoodの革の財布、定期入れ、キーケースを揃えました!

そして、それを今でも使ってます。(定期入れは落としてしまって見つからないままになって悲しいけど・・)

お財布は擦り切れてるけど、それが味だし、キーケースはぐにゃぐにゃだから嵩張らないで使いやすいくらいに使い込みました。

 

自分の身の回りのモノを愛することで始まるサステイナブルな暮らし

モノを大切に永く使うと、モノに愛着が湧くしシンプルに少ないモノで過ごすことができます。

まずは自分の身の回りのモノを愛することでサステイナブルな暮らしができるのではないかなと。

私は今年の夏よりサステイナブルな活動の一環として新たなサービスを始めることにしました。それは「クローゼット診断・毎日のスタイリング提案」です。

元々よく私の元に「洋服が断捨離できない、助けて」「洋服のコーデが毎日おんなじでどうしたらおしゃれになれる?」というクローゼットの悩みやコーディネートの相談がありました。そして、決まってよく言われる「アンナはめっちゃいっぱい服持ってるでしょ?だから毎日コーデが違うんだよね?!」という質問(笑)

実は私はワンシーズン10着程度しか持っていません。全部の衣服(コートとか入れて)を集めても50着くらいしかなくてクローゼットの半分はスカスカです。家族3人ですが、どちらかというと旦那さんの方が洋服持っている気がします(笑)

ここで多くの人が勘違いしていることに気が付きました。

 

整理整頓が得意!とか断捨離が得意!とかではなく、そもそも私の衣服は自分が好きだ!!と思うものしか周りにありません。ただなんとなく買っちゃった!とか若い頃はあったけど、今は本当に好きなモノだけしかなく、逆に大好きなモノをどうにかこうにかして上手にスタイリングしているだけです。

たくさん相談いただくクローゼットの悩みやコーデの悩みも「自分の身の回りに好きなものしか持たない」という方法を使えば多くの人が解決できると思いました。

だったら、今までの私の経験や知識をモノづくりだけでなく、サービスとしても困っている人に行っていくことでサステイナブルな活動ができるんじゃないかと考え始めたのです。

 

1週間をどう過ごしたいのかを考えて丁寧な暮らしを

昨日はちょうど「クローゼット診断・毎日のスタイリング提案」の仕事をしてました。

その時「まずはどう1週間を過ごしたいのか?どういうものが好きでどうなりたいを考えて必要な衣服はどれですか?」という質問をしたのですが、最初は答えに詰まっていました。そう、今の時代このコロナ禍でみんな自分の1週間をゆっくり考えることなんてできていないんです、、、。

でもその時間をあえて作り考えてもらうと、Sさんは「着物を5日、洋服2日で過ごしたくて、着物は洋服とミックスして簡単に着たくて!」という自分の理想の姿などがポロポロ言葉化されて出てきました。

着物をスカート巻きするコーディネートを習得したSさん

そこに自分の暮らし方が全て詰まっているんですね!

まずは自分が1週間どう過ごしたいのか?と考えるだけ。

衣食住の中で何故か後回しにしがちな「衣」部分に対する思いが見えてきて、それがサステイナブルな暮らしへとつながってくると確信しました。

少しずつモノづくりと並行して、暮らしの提案やサービスなども提案して行けたらなと思います。

 

追伸:

毎日の洋服コーデの悩みについてのお話を梅澤アンナの大正ロマンお喋り喫茶📻でしております!よかったらこちらから聞いてくださいね♪

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

おまけ:今日のスタイリング

娘から「絶対、その格好で授業参観来ないでね!」と大不評なヒョウ柄×パイソン柄コーデ(笑)

 

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